2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

出版と報道、そしてアメリカ

小林弘人著『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に』を 読み始めた。 まだ最初の30頁くらいなので、内容的には何とも言えないが、 文体は小気味良い。 好みのテンポである。 ともかく、新聞・雑誌が危機的な水域に入っているという ことらしいが、そんな中…

追憶のル・マン

昨晩、DVDで『栄光のル・マン』を見た。 もっと華々しいテイストなのかと思っていたら、これが何とも渋い 映画でビックリ。 ストーリー展開も控え目だし、俳優のセリフも極めて少ない。 一方、レースシーンに関しては、驚くほどの臨場感があった。 不思議に…

日陰と飲み物

日中ずっと部屋の中にいる生活が長いせいか、ここへきて ぐっと体力が落ちてしまったせいか、直射日光に当たるのが つらい。 結果、朝なども日陰を求めて歩いてしまう。 あの道を通っていたのをこの道に変え、道路の向こう側を 歩いていたのをこちら側に変え…

ヘラヘラ礼讃

朝起きると、テレビで竜巻きのニュースをやっていた。 何でも、群馬県の館林で、自動車を横転させたり、民家や 工場の屋根を吹き飛ばすほどの竜巻きが発生したとのこと。 けっこうな天災だったわけだったが、おもしろかったのは インタビューを受ける人たち…

早起きとル・マン

月曜日は朝早く会議があるため、いつもより30分ほど早く 起きる。 が、どうもこのところ体調がすぐれず、やたらに眠い。 なので、昨晩も比較的早く横になり、今朝は随分気合いを 入れていた。 おかげで6時頃には目が覚め、それはそれで良かったのだが、 われ…

次男と一緒にカルカソンヌで遊んだ。 あらためて思ったが、これは大変穏やかなゲームである。 街や道をつなげて広げるおもしろさがあるので、負けても 何だかあまり悔しくない。 かたや、例えばごきぶりポーカーなどは負けるとやたらに 悔しい。 1回1回の駆…

第2回目の「カードで遊ぶ会」。 前回と同じくらいの人数(14名)が集まってくれて、 3グループに分かれて楽しく遊ぶ。 購入しておきながら、プレイできないままだった カルカソンヌでも遊ぶことができた。 なるほど、よくできたゲームである。 カード? なの…

『破』のこと

実は昨晩、レイトショーで『ヱヴァンゲリヲン・破』を見た。 もはや映画館に足を運ぶ習慣がすっかり無くなっていたのだが、 DVDで『序』を見た時に「これは大きい画面で見た方がいいん だろうな」と思ったのと、『破』に対する悪い評判をほとんど 聞かないの…

「賭ける」話

昨日の続き。 「賭ける」話である。 まずは、『あの素晴らしい愛をもう一度』の出だし 「命かけてと 誓った日から すてきな想い出 残してきたのに」 についてだが、この歌詞が魅力的なのは「命を賭ける」 というヒロイックな内容が、いきなり砕け散ってしま…

糊の話

公私ともにやること一杯。 あれぇ〜、そうなんだっけ? という感じ。 メモ帳の埋まり方は先週とあまり変わっていないはずなのに 昨日・今日と妙にあわただしい。 ともあれ、それでも相変わらず機嫌は良いのである。 思うに、長い間ひっかかっていた結ぼれが…

不安定だから強い

タイトル、そのまんまだな…。 まぁ、いいや。 『不安定だから強い 武術家・甲野善紀の世界』という 本を読了。 というか、実は昨晩のうちに読んでしまった。 「明日からはこれを読みます」的なことをここに書いた後、 パラパラめくっていたらおもしろくなっ…

アメリカでも

『エンデの遺言』読了。 昨日は途中までしか読んでいなったので、勢いドイツと アメリカという対比が思い浮かんだが、実はアメリカの 中にもゲセルの思想を取り入れた試みがあるとのこと。 ニューヨーク洲のイサカという場所で流通している、 イサカアワーと…

時間による劣化

『エンデの遺言』を読み進めている。 現在、半分くらい。 で、エンデへの言及が当然中心的ではあるものの、 かなりの頁がシルビオ・ゲゼルという経済学者に ついて割かれている。 そしてその内容が、かなり目から鱗ものなのである。 今まで知らなかったこと…

ふいの焼鳥

久しぶりに焼鳥。 特にお客さんがあったわけではなく、家族のために。 全然予定をしていなかったのだが、今朝妻がキッチンの 拭き掃除をしているのを見て「大変だなぁ」と思い、 閃いた次第。 午後過ぎから買い物にいき、せっせと仕込みを行った。 基本的に…

原画の迫力

先日、エッグファームズのパーティーで、夏目房之介さんから 「サンデー・マガジンのDNA」という展覧会の、内覧会案内を いただいた。 人気マンガの原画を見せる、意欲的な企画展である。 内覧会というのは、オープンに先がけて、関係者に展示内容を お披露…

眼鏡と机

少し前からだが、近くのものを見ると目がかすむようになった。 ピントがあわせきれず、若干ダブる感じ。 これはあれだ、いわゆる老眼というやつだろう。 美大受験で軽い仮性近視になった以外は、ずっと目は良いまま だったので、そのもどかしさは慣れない感…

途中で挫折

3ヶ月に一度のデザインアワード。 社内のデザイン・コンテストである。 いつものように、会社の外部取締役であるくらたまなぶさんと クワデザイン/桑原徹さんに審査いただいた。 で、審査後、桑原さんと一献。 かつての同僚で、今はクワデザインで働く中野…

久しぶりの読書

ちょっと思うところあって、『エンデの遺言』という本を 読み始めた。 ミヒャエル・エンデはもっぱら児童文学者・ファンタジー 作家として知られているが、実は立派な思想家と言える人 である。 当該書籍は、そのエンデが現代社会の問題を指摘した メッセー…

公園と颱風

昨日、べらぼうな飲み方をしたわけではないものの、 相応にいい量のワインをいただいたので、本日はやや 疲弊気味。 よって大人しく帰って寝ようと思っていたところ、 部下の紫藤くんに「公園で飲みましょう」と誘われる。 多少逡巡しながらも、承諾。 とい…

夜更かしと上北沢

結局、途中で止めることができず、『トマト』を最終回まで観賞。 見終わったのは、明け方の5時半だった。 3時間ほど寝て、8時半に起床。 家人に対しては、何ごともなかったように振る舞う。 いや、別段格好をつける必要もないのだが、「ドラマ観賞で寝坊」 …

止まらない『トマト』

昨晩見始めた『トマト』。 ドラマというのは、おしなべて次回を見させようとする 終わり方をするものだが、韓流ドラマは特にそれが強い。 結果、昨晩だけで1〜6話を見た。 さらに朝起きて7、8話。 夕飯を食べて9、10話。 これから11〜12話を見て寝るつもりだ…

リミットと夜更かし

レンタルDVDが、期限前にリミットを越えてしまった らしく、次の作品が郵送されてこない。 まぁ、いい。 ちょうど今晩から、朴さんにいただいた『トマト』を 見始めようと思っていたところである。 渡りに船とも言える。 韓流ドラマは久しぶり。 内容もさる…

エデュテイメントプラネットの柳田さん、片貝さん、横田さんと お会いした。 仕事の話を交えながらも、実のところ本題はカードゲーム。 細かいことは今後のこととして、まずは親睦を深めようという 主旨である。 ご好意で『ドミニオン』と『あやつり人形』を…

大人の言葉

『ビジネスに「戦略」なんていらない』を読了。 いやぁ、おもしろかった。 少し種明かしをすると、平川さんは「ビジネスには戦略的な 思考など一切いらない」と言っているわけではない。 問題は、そうした好戦的なワードに魅せられることで「数ある 思考のフ…

狐と翁

朝、晴れていたので普通に出かけたら、けっこうな雨が 降り出し、高架下にて雨宿り。 「狐の嫁入り」というヤツである。 田舎に住んでいた時には、その言葉にもリアリティが あったが、東京の町中だと何だかしっくりこない。 まぁ、端的に狐がいそうにないか…

『トマト』

韓流関係のDVD制作会社を経営している朴さんから電話がある。 「身体が空くようだったら、飲みませんか?」と。 快諾。 実は、半月ほど前に朴さんの会社の近くに行く用事があったので、 こちらからお誘いをしてみたのだが、その時は朴さんが忙しくて お会い…

手帳とカバン、そして机

一昨日からのちょっとした続き。 手帳に関してである。 それに対する興味がふくらんだのは、ここ3年くらいでは ないかと思う。 それ以前には手帳を持ち歩く習慣はなかった。 逆に、それまで持ち歩くのが比較的好きだったカバンを、 段々と持たなくなったよう…

パーティーとポーカー

夕方からエッグファームズのパーティーに出かけた。 今回は、会社のメンバー2名と待ち合わせ、同伴。 うち一人が夏目房之介さんのファンということなので、 お引き合わせをするためである。 そのあたり、マスターが気を遣って、夏目さんと同席 できるように…

革の感触と記憶

特に書いていなかったが、先週末、手帳を新調した。 ASHFORDというメーカーのもの。 半年ほど前から気になっていて、ようやく踏ん切って購入を した次第。 使っていた手帳は、少々くたびれてはいたものの、不具合が 出たわけではない。 そういう買い替えは、…

久しぶりの六本木

マイミクの(というか、風の旅団つながりの、というか梶原一輝 つながりの)ウダガワさんがDJをやられるということで、六本木の SUPER DELUXEへ。 カメラマンの神田さんと合流し、お店に足を運んだ。 プログレというジャンルとのこと。 詳しいことはよく分か…