手帳とカバン、そして机

一昨日からのちょっとした続き。
手帳に関してである。
それに対する興味がふくらんだのは、ここ3年くらいでは
ないかと思う。
それ以前には手帳を持ち歩く習慣はなかった。
逆に、それまで持ち歩くのが比較的好きだったカバンを、
段々と持たなくなったように思う。
つまり、わたしにとっての手帳とは、比喩的にはカバンと
ほぼ同義なのである。
で、このカバンとは「動く」ことの象徴とも言える。
一方、「動かない」ことの象徴は机である。
このカバンと机の対比というのはけっこう昔から考えて
いたことなのだが、パソコンが一般的なものとなり、
デスクトップとノートパソコンに分岐していったのは
まことに興味深かった。
要するに「動くことの魅力と動かないことの魅力」なので
ある。
ところで、若い時には、机に対する興味も強かったので、
自分が果たしてどちらにより強く惹かれていくことに
なるか分からなかった。
が、40歳をまわるあたりでカバンの側に軍配が上がった
感じ。
もちろん、先々はまた変化するかも知れない。
動こうにも動けなくなれば、机に対する愛着がまたぞろ
よみがえる可能性だってある。
ともあれ、しばらくはお気楽・手ぶら生活なのだろう。