次男と一緒にカルカソンヌで遊んだ。
あらためて思ったが、これは大変穏やかなゲームである。
街や道をつなげて広げるおもしろさがあるので、負けても
何だかあまり悔しくない。
かたや、例えばごきぶりポーカーなどは負けるとやたらに
悔しい。
1回1回の駆け引きにせよ、ゲーム全体の勝ち負けにせよ、
戦闘意欲がフツフツとわいてくる。
それはそれでもちろんおもしろいのだが、カルカソンヌ
楽しさは家族向きなのかも知れない。
子供が相手ならば、いろいろとサジェストもしてやれるし。
お盆やお正月に、親戚の甥やら姪やらを集めてやると良い
のではないだろうか。
思えば、そういう新しいゲーム(昔はもっぱらトランプ
だったが)を教えてくれる親戚のお兄さんというのが、
小さい頃の憧れだったような気がする。
それもまた、「家族の肖像」の一コマである。