春と夏を思い返す

今年も残すところ3週間ちょっとになった。
3週間なんて、あっという間である。
要するに、2009年も着々と終わりを迎えつつあるわけだ。
そうなると、1年を振り返っておきたくなったりするもの。
そう思って考えると、今年は二つほど大きなことがあった。
1つ目は、長男が中学生になったこと。
一応第一志望に合格し、本人と母親は大いに喜んだ。
もちろんわたしも嬉しくないわけではなかったが、禍福は
あざなえる縄のごとしである。
実力ぎりぎりのところに行けば、当然中に入ってから大変
なわけで、ただ今現在も長男の悪戦苦闘は続いている。
わたしとしては、そのことの方をむしろ喜ばしいと思って
いる。
2つ目は、夏休みの里帰り。
家族総出で父親の田舎に帰省した。
父と母を筆頭に、孫まであわせて12人の一大キャラバン。
先々、そうした機会が再びあれば喜ばしいが、なかなか
できることではない。
そのうちに孫(とは要するに、われわれの子供)たちは
自分のことで忙しくなるだろうし。
と、そんなこんなで、家族関係の充実した1年だったと
言える。
おそらく人生の二つ目の山を、良い形で越えようとして
いるのだろう。
それをその時点で喜べるというのは、幸せなことである。