アゲハと姉

小悪魔ageha』の編集長・中條寿子さんと『AneCan』編集長・
嶋野智紀さんの対談を見るためにアド・ミュージアム東京へ。
カレッタ汐留というビルで、その中に入るのは初めてだった。
例によって少し早く着いたので、無料で観覧できる広告美術館を
ひとめぐり。
このところ、ちょっと興味を持っている三木鶏郎さんのコーナーが
あり、膝を打つ。
そりゃ、そうだよね。
正に、電通ならでは、という感じである。
さて、対談の方は大盛況。
30人の定員を50人に増やしてもなお立ち見が出るほどで、
この二誌に対する巷の関心の高さがうかがわれた。
で、対談の方も、とびきりのおもしろさだった。
嶋野さんには以前仕事からみでお会いしたことがあり、
「頭のいい人だなぁ」と思っていたが、中條さんもまたしかり。
かつ可愛らしさがある。
「なるほど」という感じ。
たまたまた(?)『小悪魔ageha』の中でAneLadyとアゲ嬢との
比較記事があり、これが会場を盛り上げた。
■ありがちな結婚
AneLady:父親そっくり婚
アゲ嬢:父親びっくり婚
■彼氏を落とす料理
AneLady:餃子(難易度的にこのあたりらしい)
アゲ嬢:フルーチェ(仕事帰りのホストにはこれが喜ばれるらしい)
「うまい」としか言いようがない。
さらに意外だったのは、自分も含め『小悪魔ageha』の読者には
「自信がない」ということを、中條さんが言っていたこと。
だから、化粧やファッションに走るのだ、と。
そのあたりの優しさが、雑誌を通して読者に伝わっているのだろう。
これまた「働き方」を考えさせられる一日だった。