エゴマ発見

玉子屋のお弁当を取らなくなったので、出勤途中にお昼を買う
ことにした。
昼休みにわざわざ買い物に出るのが嫌だから。
が、これまた実は小数派的行動らしい。
休憩時間くらい会社から抜け出して息抜きしたいというのが、
大勢のようである。
面倒臭いのになぁ。
まぁ、それはいいとして、コンビニはサラダのレパートリーも
少ないので、少しは選ぶ楽しみも欲しいと思い、スーパーを
使うことにしてみた。
幸い、出勤途中にLINCOSというちょっと小洒落たスーパーが
あり、これが24時間営業なのである。
サラダだけでなく、パンやおにぎりも、コンビニに比べれば
はるかに多彩である。
で、輸入食品もけっこう置いてある店なので、
「案外、こんなところにエゴマの葉があるのでは?」
なんて軽い気持ちで野菜売場を覗いてみたら… あった。
へぇ〜〜。
鍋に入っているのは見たことがあったが、普通に売られている
葉は初めて見た。
見た目もそうだが、品種的にも大葉の親戚らしい。
そして、おもしろいのは、実の味はゴマに似ていること。
名前もそうだしね。
新大久保で食べたカムジャタンには、ゴマのようなものが一杯
振りかけてあったが、あれがエゴマ粉だったのだろう。
そう思ってあらためてネットで探してみたら、エゴマ粉は
けっこういろんなところで手に入るらしい。
なるほどねぇ〜。
ちなみに大葉もエゴマ縄文時代から栽培されていたとのこと。
道理で、DNA的な深いところに響いてくるはずである。
たとえば大葉については、おいしいとか好みとかということでは
なく、何だか無性に食べたくなる。
それは回遊魚が生まれた川に戻るようなことなのかも知れない。