ジャンプの巻末から大英博物館へ

昨日・今日で一気に冷え込んできた。
朝晩も寒くなったし、今日などは会社の中にいても少し肌寒い
感じだった。
それと連動する話ではないが、市況の方も相変わらず厳しい。
本日、小学館の「小学6年生」と「小学5年生」の休刊を知り、
少々面喰らった。
要するに、小学校高学年向けの旗艦誌がリタイアしたわけで、
その一事を持ってしても、出版業界の低迷は如実である。
ただし、わたし自身も、そのシリーズの購入を止めたのは確か
「小学4年生」だったように思う。
日光写真の付録が思うように作れず、やけを起こした結果だが、
5年生になるあたりに案外大きな曲り角があるのかも知れない。
まぁ、そんなことは編集部にはよくよく承知されていたこと
だったのだろうが…。
で、5・6年で何を買っていたかというと「週間少年ジャンプ」
である。
サーキットの狼」や「アストロ球団」が載っている頃だった。
その後、中学生になると「ヤング・ジャンプ」が発売された。
永井豪のエッチなマンガが載っていて、買うのが少々恥ずかし
かったが、星野之宣の「妖女伝説」が見たくて頑張っていた。
その星野之宣は、11月から大英博物館で原画展を開くことに
なるらしい。
すげぇ〜。
ジャンプに載っていた時には、ほとんど常に巻末で、読者の
人気投票も散々だったという話なのに。
それはまるで、地道な研究者が日の目を浴びたことのよう。
こちらは嬉しいニュースだった。