よく分からないニュース

朝、八ツ場ダムに6都県の知事が訪れたニュースをやっていたが、
「で、その心は?」という感じだった
というのも、もはや石原慎太郎森田健作に対する巷の評価は
すっかり地に落ちていると思う。
まぁ、民意の総体は計りかねるとしても、少なくともわたしは
この二人が好きではない。
二人とも、取るべき責任をすっかり棚上げしていて、その割に
恥も外聞もなく偉そうな演説をぶつからである。
で、そういう人たちが八ツ場ダムの中止に反対しているのを
見ていると、細かい事情はさておき、反射的に
「あぁ〜、やっぱり中止すべきものなんだぁ」
と思ってしまった。
という反応を、テレビは狙っているのだろうか?
その辺が、今朝の番組ではよく分からなかったのである。
さらに言えば、この二人の偉そうな態度を見ているのが嫌に
なってしまい、結局テレビ自体を消してしまった。
という反応を、テレビは狙っているのだろうか?
「俺なんか見るなよ」と。
う〜ん、よく分からない。
先日の新書の話もそうだが、「それをやったら嫌われるでしょ」
という感覚が、どんどんメディアから失われているように思う。
肌理が荒くなっているというか。
個人的には、テレビのそうした傾向は、神田うのをかつぎ出した
あたりから加速したと思っている。
そう言えば、伊集院光神田うのの結婚を取り上げて、
「もぉ、それで人前に出なくなってくれるんだったら、
 幸せになってくれていいよ」
と言っていた。
流石。
それはまるで、達観した兄貴のため息のようである。