euromanga 3号!

フレデリックさんから、発売されたばかりの『euromanga
Vol.3をいただいた。
今回はずっしりとした厚みがあり、まずはそのことに驚く。
見れば、Vol.1/2と比べて30頁ほど多いではないか。
頑張ってるなぁ〜。
さて、内容はと言えば、やはり特筆すべきはメビウス
ニコラ・ド・クレシーとメビウスが同じ誌面で見られる
なんて、何と豪華な話だろう。
また、新しく始まった、ジブラ作『赤いベレー帽の女』の
絵も素晴らしい。
同じく、今回は『SKY・DOLL』のヴィジュアルにも唸ら
された。
総じて、各作家の画力の高さが光る号になっているが、
そんな中、個人的には『BLACKSAD』の軽妙な展開も好き
だった。
というわけで、かなり読みごたえのある冊子になっている。
関係者のご苦労を多としたい。
お疲れさまでした。
なかんずく、フレデリックさんの粘り強さは、本当に感動
ものである。
大好きな自国の文化を紹介するために、というか日仏の
掛け橋となる活動をされているその姿は、まるで文化の
伝道師のよう。
euromanga』には出版活動の原初的な「思い」が込め
られていて、何よりもまずそのことに感動させられる
のである。