炭酸の比喩

年に一度の健康診断。
徐々に身体の衰えはあるものの、幸い大病の予兆もないため、
これまではずっと基本検診で済ませてきた。
というか、確か6年ほど前、人間ドックに入ってみたことも
あるのだが、10,000円ほど余計にかかる上に、わざわざ
指定場所まで行かなければならない。
さらに、検診の最後に精進料理のような食事を出され、
「え〜っ、こんなサービスは別にいいよぉ」と思った次第。
それが今年からは、5,000円プラスで胃部レントゲン検査が
会社に居ながらにして受けられるという。
そういうことなら、それがいいや、と早速選択。
ただし、「会社で」とはいいつつ、もちろん機材を持ち込む
わけではなく、道路に止めてある検診車の中で、である。
が、その検診車ときたら、これまでの胸部レントゲン用の
車両とほとんど大きさは変わらない。
若干疑りつつ車両に入ってみると、おぉ〜っ、確かに胃部
レントゲン用の設備もあるではないか!
あのグルングルン回るヤツである。
もちろん、その横には胸部レントゲン用の設備もある。
何ともコンパクトに納まっている。
それだけ技術が進歩したっていうことなのね。
まぁ、それはそれとして、炭酸を飲んでゲップをしない
というのは本当につらい。
わざわざそうなりそうな状態を作っておきながら、それを
我慢させるというのは(理屈は分かるが)理不尽である。
それはまるで、いい気になっている神田うのを見せられて
舌打ちをするなと言われているようなものである。
う〜ん、もう少しうまく例えられる方がいたら、よろしく
お願いします。