友、来る

大学の友人・巣山が奥さんと一緒に遊びに来てくれる。
例によって、というか、それしかできないわたしとしては
焼鳥でおもてなし。
いつも少しづつ違ったことを試してメニューの充実を計って
いるが、今回は「しいたけ+ツナコーン+マヨネーズ」が
好評だった。
これ、本当に手軽でおいしいのである。
焼鳥を焼きながらダラダラと談笑した後、これまた最近の
マイブームたるカードゲームにつきあってもらう。
奥さんを含め3人ではやや「綾」が薄いので、次男に参加
してもらい、「ごきぶりポーカー」や「カルカソンヌ」を
楽しくプレイ。
子供が入ると、駆け引きの論理性は落ちるが、不確定要素は
格段に増えて、それはそれでおもしろい。
高校生の頃、「3人の囚人がお互いにかぶっている帽子の色を
当てる」という(ヴァリエーションのいろいろある)問題を
解いた時、お互いの思考に対する信頼あってという部分が
しっくりこなくて、後年それこそが「ゲーム理論」だと
知った。
15〜18歳くらいで、しかるべき人についていたら…と
思わないでもない話だが、まぁ、そうしたらその路線に
ドップリだったのだろう。
ただ今現在にかなり満足しているところからすると、
その在り方が幸せであったかどうかは疑わしい。
大切なことは、笑っていることだと、あらためて思う昨今
なのである。