歓迎会と甘味処としてのほぼ日

今日は、所属部署のキックオフだった。
新しいメンバーが入社してくれたこともあり、
その歓迎会を兼ねて。
麻布十番のUNOというイタリアン・レストランで
楽しく談笑した。
会社での飲み会というのは、あまり多くはない。
いや、他の人はそこそこ集まっているのかも
知れないが、わたし自身は二カ月に一回程度。
圧倒的に社外の人と飲むことが多い。
別段、社内の人が嫌というわけではない。
むしろ気持ちの良い人が多い会社だと思うし、
実際飲めば楽しい人ばかりとすら言える。
が、それはたぶん、家族とあまり飲まないことと
似ているのかも知れない。
たまにしか会わない親戚とは、会えば自然と飲む
ように、ある種の「距離感」が必要なのかな?
ともあれ、お酒を飲むのは楽しい。
一方、ほぼ日刊イトイ新聞というのは、甘味処の
ような感じだなぁ、と最近思っている。
糸井重里に対してはずいぶんと見方が変わり、
ある種の尊敬すらするようになっているのだが、
どうも今一つパチンとピースがはまらない。
それは、もしかしたら彼がお酒を飲まないから
かも知れない、と。
悪しき言葉を丁寧に避け、人やものの良い面を
引き出すその手管は、むしろ大変好ましい。
そして、甘みこそ旨さとも言える。
ただ、酒のみってのは、甘い食べ物がちょっと
苦手だったりするのである。
そんな距離感なのかなぁ、と。