そして映画

昨夜はイタリア映画『向かいの窓』。
そして今夜は『酔いどれ詩人になるまえに』を観た。
両方とも派手さはないが、おもしろい映画だった。
どちらかと言えば前者の方が好みだろうか。
主演のジョヴァンナ・メッツオジョルノが素敵だった。
それはそうと、オンライン・レンタルを使い始めて、
映画の見方がまた少し変わったように思う。
レンタルショップの場合でも、ことさら新作を借りる
わけではなかったが、それでもラインナップの範疇から
出られない以上、チョイスは自ずとそこそこメジャー
(というか時流に即した)ものになっていた。
が、オンライン・レンタルの場合には、そのあたりの
縛りが極めて希薄である。
作品に対して、点的に関わっていく感じ。
ただし、将来的にはテレビもそうなっていく可能性が
ある。
ネット的な在り方と融合し、サーバー上に置いてある
コンテンツを取りにいく感じ。
かつて映像メディアは時間の流れに密接に関わって
いたが、やがて全く対極に位置することになるのかも
知れない。