アメリカからオーストラリアへ

昨晩、『スポッツウッド・クラブ』という映画をDVDで観た。
わたし自身はそこそこ楽しめたのだが、巷の評価はけっこう
厳しいようだ。
が、それは映画そのものへの評価というよりも、パッケージが
生み出す誤解への不満らしい。
一見、ラッセル・クロウが主役に見えるが、この映画の中では
彼は完全に脇役だし、しかもけっこう嫌な役。
そういう売り方は、めぐりめぐって良くない方向に作用する。
まぁ、いいや。
製作は1991年。
羊たちの沈黙』と同年の映画である。
よって、主役のアンソニー・ホプキンスは「あの」感じ(笑)
意外だったのは、そうしたキャストなのに、オーストラリア
映画だったこと。
では、そもそも舞台自体がオーストラリアなのか?
そのあたり、よく分からない。
さて、「オーストラリア映画」と言えば、まっ先に思い浮かぶ
のは『マッドマックス』である。
当然、主役のメル・ギブソンはオーストラリア出身なのかと
思いきや、生まれはニューヨークなのね。
父親の事業の失敗で、12歳の時にオーストラリアに移住したの
だとか。
人に歴史あり、である。