スキャンダルとテレビ

ワイドショーが喧しい。
特に押尾学の件に関しては、あまりにもスキャンダル的
要素がそろい過ぎていて、そのことに驚かされる。
結果、盛り上がりかけていた、世の中の政治的な関心は
一気に吹っ飛んだ感がある。
どこまでが偶然で、どこからが情報操作なのだろう…。
それはそうと、最近頭に来ているのは地デジへの移行
問題である。
わたし自身はほとんどテレビを見なくなっているし、
その凋落によって、テレビに対する思い入れもスッカリ
無くなっている。
ただ、使える機械をお上の決定で使えなくすること=
膨大なゴミが出るってことに関して、憤懣やる方ない
のである。
たとえば、こんな指摘を目にした。
確かに、テレビ自体のスキャンダルをテレビは扱わない
から、大きな話題にはなっていない。
しかし、行政がゴミの大量発生を牽引した地デジ問題は
おそらく歴史的な大事件だと思う。
10年くらい経ったら、きっと告発書が出るな。
そんなわけで、とりあえず『日本テレビとCIA』という
本を借りてみた。
その一冊で何かが分かるわけでもないが、テレビという
ものの裏側を、ちょっと覗いてみたい。