頭突きの音

新宿2丁目に地下プロレスを見に行く。
アングラ文化の大家・宇田川さんに教えていただいた
イベントである。
3丁目のファミレスでカメラマンの神田さんと編集者の
伊東さん、そして伊東さんのお友達のヒロコさんと
待ち合わせる。
ビールを飲みながら1時間ほど談笑して、会場に移動。
開場15分くらい前に到着したら、まだほとんど列は
できておらず、入場後に良い場所が確保できた。
VIP席のとなり。
そこに座ったのは何とグレート・カブキさんだった。
リングは通常のものより狭く、また天井も低い。
しかもわれわれが座ったのは、リングから1mもない
くらいの正にかぶりつきの場所だった。
空間のスケール的には、「教室の中で暴れている」と
いう感じではあるが、戦うのはれっきとしたプロ。
キックの音はもちろんのこと、頭突きの「ゴンッ!」
という鈍い音までハッキリ聞こえる。
臨場感は、これ以上ないというほど。
途中、女性3人によるベリーダンスのショーなどもあり
全くもって梶原一輝ワールドなのだった。
あるいは『ファイト・クラブ』の世界。
こちらのブログは写真が小さくなってしまうので、
もう一つの方にリングの写真を載せました。
こんな感じ