日刊紙の発行

先週から社内向けにメールマガジンのようなものを発行し始めた。
厳密に言うと、社内全体ではなく、所属している事業部に対して。
また、メールではなく、サイボウズというグループウェアを利用
する。
内容的には、出版関係のニュースと展覧会などのイベント情報を
二本柱とした。
その二つならば、毎日汲めども尽きることがないから。
そして、思っていた以上にこの仕事が楽しいのである。
記事を書くための情報収集も勉強になるが、何より公開した後に
メンバーから寄せられるコメントが楽しい。
サイボウズには掲示板のような機能がついているので、お互いの
コメントを参照したりもできる。
つまり、ある種の「たまり場」が作れた次第。
わたしが所属している事業部は160名ほどである。
誰かが言っていたが、人間が一度に相手にできる人数というのは
ちょうどそれくらいらしい。
で、そのきちんとイメージできる範囲の人に、有機的な「場」が
提供できるというのは、すこぶる楽しいことなのである。
生涯一幹事の血が騒ぐ。
わたし自身の単独の活動である、このDIALOGUEやMONOLOGUEは
少しよそよそしい感じだが、そちらの媒体は非常にフレンドリー。
ただし、名称は硬く、日刊『斥候(せっこう)』という。
本隊に先駆けて情報収集や索敵を行う小隊のことで、蜜を探しに
出かける蜂などを指すこともある。
そこは、会社名(ビーワークス)に掛けてみた。
自分の中に、何度めかのインターネットブームが来ていて、その
ことにもいい具合にリンクしている感じである。