『anan』って…

月に一度のデッサン講習会である。
今回は「撮影ラフを描く」という課題。
要するに、カメラマンに「こんな写真を撮って欲しい」という
ことを伝えるための絵である。
よって、ウマイ/ヘタは関係なく、解説文も含めて、ともかく
自分の頭の中を相手に伝えることが第一義。
仕事に直結するためか、16人の参加者があり、大盛況だった。
人数が多いとお互いの成果を参照できるので、授業としても
大変よろしい。
最初の課題は、「ミネラルウォーター」の広告ラフ。
続いて「朝、コーヒーを飲もう」という記事広告のラフを描いて
もらった。
この課題は事後、投票をしてもらい、「良い誌面になりそうな
ラフ」と「分かりやすいラフ」を選出した。
その後、二人一組になってもらい、「ヨガを始めよう」という
記事の見開き扉を考えてもらう。
考えたもらった後、離れてラフを描き、どれくらいイメージが
共有されたのかを見る。
ちょっとしたゲーム感覚である。
最後は、3グループに分かれて「『anan』に木村拓哉のインタ
ビューを載せるとしたら」という課題にしたところ、3グループ
のうち2グループまでが、全裸を希望。
『anan』ってそうなのか…。
といった感じで、楽しく半日を過ごし、最後は飲み会。
これまた楽しく、非常に充実した一日だった。