はるみの待つ家

最近の楽しみの一つは、帰宅してからミカンを食べること。
実家から送ってくれたものだが、ミカンと言っても大玉で
はるみ」という種類らしい。
『大西洋、血に染めて』。
それは「ミハル」である。
見た目の印象としてはハッサクに近い感じだが、酸っぱさが
全然無く、むしろ非常に甘い。
みかんとオレンジの合いの子のような味。
ともかく、これがおいしいのである。
残念ながらわが家にはコタツがないので、冬の情緒は今一つ
だが、そんなことはこの際置いておこう。
食べるのが楽しみな果物が家にあると、帰宅の足取りも軽く
なる。
ちょっとした幸せである。