フリーの教科書

岸川真著『フリーの教科書』を読了。
この本は、友人の中村くんが編集した本である。
「教科書」という題名がついているので、もう少し固い
内容、あるいは場合によってはHowto本かと思ったら、
それらの期待は良い意味で裏切られた。
七転八倒しながら生きていく、フリーライターの根性と
その気持ちを支えてくれた数々の本の紹介。
そんな感じの「熱い」本である。
自分だったら多分びびって動けないだろうという逸話も
あり、かなりワクワクして読めた。
気になったのは、あとがきに謝辞がなかったこと。
う〜ん、それは意図的なものなのだろうか…。
わたしは献辞や謝辞が好きなので、そのあたりちょっと
寂しい感じだった。
岸川さんについて言えば、土曜日にジュンク堂新宿店で
トークイベントが開催される。
そもそも、中村くんからそれに誘われたのが、この本を
読んでみようと思ったきっかけである。
岸川さんの人となりから感じることもあるかも知れず、
そのあたりは土曜日の楽しみとしたい。