長男の部屋

世の中にはゴミ屋敷というものがあって、おじいさんだの
おばあさんだのがゴミを溜め込んで大変という話である。
まぁ、そこまで猟奇的ではないものの、わが長男の部屋も
渾沌としている。
残念ながら、ちょっとしたゴミ屋敷の体である。
いや、より厳密に言えば、片付いたり片付かなかったり、
一進一退をくり返している。
で、今晩は負の山に登ったらしく、足の踏み場も無く
なっていた。
話を遡ると、中学生になるにあたって、長男は自分用の
一部屋をゲットした次第。
それまでその部屋は、長男・次男が共同で使っていたし、
さらに言えば、わたしや妻のものも置いてあった。
ところ、自分一人で専有できることになったのである。
であれば、もうちょっと片付くであろうに、何だかんだで
3週間…。
片付け好きのわたしにはちょっと理解しづらい現象である。
ともあれ、そのあたりは人それぞれだしなぁ〜。
彼の部屋を見ていると、「生きている部屋」という感じが
する。