経済コラムをつまみ読む

おもしろい記事を読んだ。
川口盛之助さんという人のコラムである。
技量を上げられる人とそうでない人の差について、自然な文体で
書かれている。
スポーツに関する柔らかい書き出しも巧みだが、後半のグラフを
使った分析（そこが本題）も説得力が高い。
頭のいい人だなぁ〜、と少々ホレボレした次第。
いずれにせよ、寡聞にしてこの人のことを知らなかったので、
ネットでちょっと調べてみたら、奥さんは川口ユディさんという
らしい。
で、奥さんについてもちょっと調べてみたら、これまた立派な人
である。
う〜む、何という「できすぎくん」な夫婦だろう…。
ともあれ、旦那さんには『オタクで女の子な国のモノづくり』
という著書があるらしいので、ひとまずこれを読んでみたい。
そして、その本を検索している途中で、別のおもしろいコラムにも
当たった。
山川悟さんという方が
「消費者のニーズに対応する、というマーケティングも、まあよい
　だろう。ただ、消費文化を戦略的に組み替えるための小さな問題
　提起をしていくようなマーケティングを、そろそろ志向していく
　べき段階かもしれない。」
と書かれていた。
これまた、膝を打ってしまう文章である。