わたしではない

ネットのニュースを見ていたら、小室哲哉に関する書籍が発売される
とのこと。
それはまぁ、いいとして、著者は「KAZUKI」という人物らしい。
肩書きは「ゴッドプロデューサー」となっている。
自分と同じ名前の人は当然気になるわけで、しかも年齢が一つ違いと
なれば、昔の知り合いなどに「もしや?」と思われるかな、と。
そこでひとまずオフィシャルサイトに行ってみたのだが、残念ながら
(というか予想以上に)トホホな感じだった。
う〜ん、これだと間違われたら嫌だなぁ…。
ってなところはまだ良いとして、そこからさらに関連を調べていくと
ちょっと恐いところ(宗教関係ですね)に出てしまった。
なるほどぉ〜。そういうことなのかぁ〜。
音楽的な話をひとまず置けば、小室哲哉が振りまいた魅力とは
「羨望/嫉妬」だったように思う。そういう意味では、華原朋美
『I'M PROUD』は、収益的にも意味合い的にも頂点(つまりは折り
返し地点)だった。
そして、「羨望/嫉妬」は七つの大罪である。ちなみに、その他は
「傲慢」「憤怒」「怠惰」「強欲」「暴食」「色欲」。
そうした負のエネルギーを原動力にするならば、悪しき取り巻きも
引き寄せやすいはずである。
話はちょっとそれるが、わたしがイチローを苦手に感じ始めたのは、
インタビューで「ぼくは羨ましがられる存在になりたい」と言って
いるのを聞いて以来かも知れない。
イチロー小室哲哉よりも堅実な感じなので、道を踏み外すことは
ないだろうが、ちょっと同じ匂いがするのである。