味覚の老若

玉子屋のお弁当が「松茸ごはん」だった。
うす〜いながらも、1枚、松茸自体ものっていた。
もちろんそれほど高い種類ではないはずだが、その心意気というか
企業努力にちょっと感動。
430円という単価の中で、よくぞやりくりしている。
まぁ、ことさら松茸が好きなわけではないし、そもそもキノコ類が
食べられるようになったのは随分大きくなってからである。
小さい頃はそもそも椎茸が苦手だった。
あと牡蠣ね。
牡蠣が食べられるようになったのは、確か社会人になってからかな。
ウニはまだしも、イクラは今でもあまり好きではない。
味覚がお子様寄りというか、とにかく安上がりにできている次第。
といったわけで、せっかくの松茸話がだいなしである。
だいなしついでに言うと、最近は「白菜の漬物/ゆず風味」が
お気に入り。
夜、それでご飯を食べるのが、とても楽しみになっている。
舌の上で味わうというより、DNAの深いところにしみいる感じ。
肉や洋食が嫌いになったわけではなく、それはそれで変わらず
おいしいと思うのだが、和食(というか、そういう質素な食事)の
方が身体が喜ぶのである。
その意味では老人寄りの味覚になっているのか。
小さい頃から変わらず好きなもの、一番長いのは牛乳かなぁ。