パーティーとゴーギャン

スキャナーグループの鈴木さんに誘われて、某写真事務所のパーティーへ。
寡聞にして存じ上げなかったのだが、行く前にネットで調べてみたら、相当に
凄い事務所らしく、ビックリ。
やや気後れしながらも出席してみれば、そこは「亀の甲より年の功」である。
いろいろと見えてくるものもあり、「う〜ん、こうじゃないよなぁ〜」と。
あれやこれやを思いつつ、30分ほどで静かに退場。
等身大にスケールをもどし、近くの居酒屋で鈴木さんと飲み直した。
フランクで同時代的な会話を楽しめば、あっという間の2時間半。
いやぁ〜、楽しかった!
場所が広尾だったので、久しぶりに日比谷線で帰宅することに。
以前は会社が六本木だったためその路線を使っていたが、会社が越してからは
久しぶりである。
懐かしい電車に揺られながら、武蔵小杉に到着。
別段変わったことはないものの、社内の広告が全部タヒチの宣伝だったのは
とても良かった。
もはや、エジプトやインドに行ってみようという気概は無くなってきており、
行ってみたいとすれば「タヒチ」である。
山の形と海の色が良い。あぁ〜、ゴーギャン
美術史は作家の影というものを(演出効果がない形では)出したがらないので
ゴーギャンの苦悩と神経衰弱はあまり知られていないが、それはそれでかなり
凄かったらしい。
タヒチの風景は、本当に彼の苦悩を癒したのだろうか?
そんなこんなを思いながら就寝…。