便利だからこその盲点

仕事の上でちょっとしたミス。
とある人に伝えるべきことを話し忘れていて、それが本日
発覚した。
もとはと言えば、2週間ほど前にやるべきことをやって
いなかったのである。
で、その時のシチュエーションを改めて思い出してみた。
う〜ん、それは立ち話だったのである。
本来はAくんがBさんに伝えるべきところ、わたしから
伝えて欲しい旨頼まれたのだが、それは廊下で交わした
立ち話だった。
まぁ、来週月曜日一日あれば、リカバリーしてもらえる
程度の内容だから、大きな事故というほどではない。
が、気になったのは、そこに別の問題が見えたこと。
手帳を活用する習慣の盲点というべきか。
わたしは、ほぼ肌身離さず手帳を持っていて、そうした
細かいことでもすぐに書き留めるようにしている。
些細な予定でも、というか些細な予定だからこそ、記憶に
頼っていると忘れてしまいがちだから。
が、くだんの立ち話の時には、ちょうど手帳を机に置いて
(たぶんトイレか何かに向かって)いる時だった。
よって、その事柄はメモ帳に書き記されることなく、結果、
忘却の彼方に流れてしまった次第。
つまり、あまりにメモ帳に頼り過ぎるのもいかがなものか
と思ったわけである。
それはまるで、車を使うことに慣れ過ぎて、さっぱり歩か
なくなってしまった人のよう。
もう少しは自分の身体(というか記憶)を使わなければ!