読書と焼鳥

家族行事の合い間をぬって,読書。
「モモ」を読み終わる。
時間を盗む灰色の男たちのメタファーも素晴らしいが,
人の話をきちんと聞けること,それによって話しかける
人たちを元気にすることを,主人公モモの卓越した能力と
している点にグッときた。
受動性の中にある豊饒を丁寧に掬い上げられるのは,
それだけで精神が覚醒している証左である。
一方,義弟(妹の旦那)が,島本和彦の「アオイホノオ
1・2巻を貸してくれたので,そちらも読了。
実は大変気になっていたマンガだった。
舞台は,ガイナックス創始者たちが通っていた頃の
大阪芸術大学
伝説のダイコン・フィルムが創られる,前夜の話である。
その辺のことは,また改めて話しましょう>オオサトさん

さて,本日はわたしが夕食担当。
例によって,焼鳥である。
大人8人分,子供5人分の仕込みはけっこう大変。
とはいえ,もちろん楽しい苦労と言える。
夏休み4日目である。