パセリを食べる

ベランダのプランターには、5種類の植物を植えている。
ミニトマトにゴーヤ、パセリ、バジル、ひょうたん。
ひょうたんだけが食べられないものだが、これはエッグの
マスターにいただいたものなので、プレゼントとして
大切に育てている。
ミニトマトについては元気よく育っており、花もしっかり
咲いたので、直に実ができるだろう。
一方、ゴーヤは何だかひょろひょろしていて頼りない。
昨年もきゅうりで失敗したが、この手のものはもう少し広い
土壌と肥料が必要なのかも知れない。
パセリとバジルは葉っぱだから、元気であればそれでいい。
実際、パセリがぐんぐん大きくなっていて、もったいない
ので、今晩は少し摘んでマヨネーズで食べた。
わたしは、けっこうパセリが好きなのである。
洋食の飾りでついているパセリも実はきちんと食べる方。
「あれは使い回してるから、あんまり食べない方がいいよ」
と言われたこともあるが、まぁ、大したことではない。
むしろ、パセリを飾りとして使うのは日本人の特色らしく
パック旅行の観光客が一斉にそれを残したことから
「日本の宗教にはパセリを食べるな、という戒律がある
 のか?」
と、ヨーロッパの人がいぶかしんだという逸話がある。
本当はどうか分からないが、らしく聞こえる。
ともかく、出されたものは(基本的には)残せない時代の
人間である。