学びの場

先輩・西島直紀さんの展覧会へ。
ユマニテ東京』という画廊に足を運んだ。
オープニング・パーティーでは、近藤竜男さんや中村宏さん
といった重鎮にご挨拶。
お二人とも変わらずお元気で、嬉しく思った。
近藤さんとは、ニューヨークつながりである。
お世話になっていた川島猛さんと同じ場所、ウースター・
ストリートにスタジオを構え、アートと文筆の両面で活躍
された方である。
一方、中村宏さんには、大学でお世話になった。
その作品もさることながら、とにかく人生の先輩として
カッコイイのである。
夏目房之介さんや『エッグファームズ』の黄味さんもそう
だが、人に対して分けへだてがない。
誰に対しても、大らかに笑って応対してくださる。
そういう「大人」になりたいと思う次第。
いや、そういう「手本」を持とうとしなくなっていること
こそ、現代社会の不手際と思うのである。
良き先人への憧れは、人生を楽しくしてくれる。
西島さんもそうだが、大学の先輩・小林良一さんなども
そうした一人である。
そして、逆に後輩たちに接すると、自分がそうできている
かが問われているようで、身がひきしまる。
昨晩は、そうした後輩たちもたくさん来ていた。
学校を出てもなお、学びが続いていることは、これまた
嬉しいことである。