初夏と墓穴

窓ガラスに貼ってあったエアーキャップの防寒材をはがす。
いささか季節に遅れを取った感はあるが、わたしの部屋は
とにかく寒いので、今一つ踏ん切りがつかなかった次第。
しかし、さすがにもう大丈夫だろう、と。
今夜などは、夜の空気も生暖かい。
で、調子にのって窓を開けて寝たら、風邪をひいてしまう
とか…。
ありがちな話なので、気をつけなければ。
まぁ、風邪ならまだ良いとして、関西方面ではインフル
エンザの感染が広がっている。
その波が東京まで来るのも時間の問題なのかなぁ。
根拠はないが、国境を越えたものが県境を越えないはずが
ないと思ってしまうのである。
それと、商売の基本は、ある物を別の場所に動かすこと
だから、今回のインフルエンザは、弱り切った世界経済に
追い討ちをかけているように感じられる。
弱り目に崇り目、というヤツ。
何だか壮大な意地悪が仕掛けられている気にすらなる。
だが、しばらくの間、わたしの心は大丈夫である。
グレンラガンの熱気がまだまだ残っているので。
良い時期にそれを見ることができたと思う。
「墓穴掘っても堀り抜けて、突き抜けたなら俺の勝ち!」