GWに向けての決意

時折気になりながらも、「まぁ、また来週」と思っていたら
最後に「美術史ナナメ読み」を書いてから、あっという間に
1ヶ月半が経ってしまった。
その間「おみくじ名刺」なんかも作っていたから、充実して
いたと言えば充実していたわけだが、だからと言ってそれを
放っておいたことに変わりはない。
あとは、ネオダダとポップアートくらいで終わりにしようと
思っているのだから、早く書いてしまえば良いのだが…。
一方で、友人巣山が「スーパーフラットまで行って欲しい」
と言っていたのが、胸の奥で気になっている。
それもそうだな、と思うのである。
村上隆も、もはや過去の存在になりつつあるのだから。
しかし、反面、わたしがある種の自信を持って書けるのは、
シミュレーショニズムくらいまで。
正直なところ、そこから先には明確なヴィジョンがない。
それはおそらく、わたしが書いているのが、美術に関する
考察ではなく、美術史に関する考察だからなのだと思う。
美術はもはや、現在を映し出す鏡では無くなった。
そこにあるのは、むしろ遅れて出てくる「症状」である。
故に、それは記録ではあっても、歴史という流れを見せ
にくい。
ともかく、連休中には何らかの楔を打ちたい。