エンダーと動乱

新入社員の入社式。
初々しい諸君のやる気を見るのは気持ちの良いものである。
恒例の決意表明も、厳しい世相を反映してかふざけた感じが
なく、それ故一層さわやかだった。
さて、このところドップリと浸かっていたエンダーシリーズ。
いよいよ最終話『エンダーの子どもたち』も佳境に入った。
下巻の中盤。
あと少しで終わってしまうのが、大変残念である。
話の方はもはや荒唐無稽な展開になっており、これだけを
読んだのでは笑うしかないほど。
しかし、それはそれでおもしろい。
というか、『エンダーのゲーム』以来の積み上げがあった
ればこそのハチャメチャと言える。
やっぱ、オースン・スコット・カードは楽しいなぁ〜。
一方、平行して読んでいる『出版動乱』もおもしろい。
少し古い本なのが難だが、丁寧な取材としっかりとした
視点で、情報としてというより読み物としてイイ感じ。